記憶のこと

思い出話ではなく、記憶について。
年度末の飲み会とか高校の同級生との飲み会では、
決まってちょっと前の話から遠い過去の話までいろいろ出てくるのだが、
私はよく覚えていないことが多い。
記憶にとどめる気がないのか、さほど重要なことだと思っていないのか。
ちょっと前のことすらすぐに頭から抜けていく。
忘れることをかっこよく言うと健忘だけれど、
健忘には大きく2種類、
逆行性健忘と前向性健忘がある。
簡単に言うとある時点より昔のことを忘れるのが逆行性で、
未来のことを忘れるのが前向性。
未来のことを忘れるって変な言葉遣いだけど、
例えば頭をぶつけた後遺症とかでそれから起こったことを覚えることができないとか。
忘れるっていうより、覚えられない。
ちょっとはしょりすぎな説明なので、気になったら調べてみてください。
昔々博士の愛した数式を読んで、ルート可愛いなーとか思ってたわけですが、
付箋を貼り付けて物事を思い出すようにしている博士は前向性健忘。
ところで私が思い出っていっているのは記憶のうち、
エピソード記憶というものに分類される。
この分類によると他にもいくつか記憶には種類があって、
単語とかを覚えたりする意味記憶、
やり方や習慣についての手続き記憶、
人に説明するときの陳述記憶なんていうのもある。
そういえば授業で記憶は脳のいろいろなところに蓄積されるって聞いたけど、
自分が意識的に記憶する新しい記憶は海馬に入れられて、
無意識に記憶する運動とか習慣、海馬で長期的に保存しようと決められた記憶は
脳全体に蓄積されるらしい。
記憶は海馬だとか扁桃体だとか言っても、
脳のどこに損傷を受けても記憶には少なからず関係することが多いようだ。
アルツハイマーの患者さんとかでは海馬の萎縮が大きいとか言われる。
本当は本題として私の思い出がどこにしまってあるのか、
というかそもそもちゃんと残されているのかというところを取り上げたかったのだが、
そういうこともあったと覚えているからには、
どっかにあるのだろうということで結論。
本能的な習慣や運動の記憶以外に、
思い出とかを作れる脳はすばらしいと思う。

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